Lucky Kilimanjaro なるバンドを見つけた。5月9日がファーストコンタクトで、ベストコンタクトでもある。あぁ、森見登美彦いいよな。京都で学生生活を送るのもよかったな。夜な夜な酔いを醒ますために寺町を歩きながら妖怪たちと出くわして奇想天外な生活を送るのだ。いいな。…

 

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森見登美彦

 

 

そう、Lucky Kilimanjaro 、久々に素敵なバンドを見つけられた。きっかけは彼女と日曜日の夜11時からの関ジャムを見ていて、「アルバムで聞きたいバンド」だかなんだとかといったもので紹介されてた。

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Lucky Kilimanjaro

 

アルバム聞きってハードル高くないか?だって、苦痛でしょう。チルな雰囲気でたばこでも吸っていたい時にハードロックの腹の底から震え上がるような低音かき鳴らして来たら。苦痛どころがたばこの煙肺じゃなくて胃の中までてすっごく気持ち悪くなりそうだもの。

 

でも本当にアーティストが好きで聞いているバンドはアルバム聞き出来る。アルバム自体が作品であるとはこの関ジャムを見るまでは思ったことは無かったけど、アルバムはそのアーティストの時代ごとの変化を表していて、好きなアーティストであったら、アルバム聞きは出来た。

 

というか、そもそも今まではアルバム聞き以外なかったのに、サブスクの登場で変わってしまったのか。好きな曲をリストに入れて適当にシャッフルして聞いたり、チルな曲、元気が出る曲といってプレイリスト作って聞くようになったもんな。

 

脱線した。Lucky Kilimanjaro はアルバムで聞くと面白いらしい。2021年リリースのDAILY BOPというアルバム。これ、朝起きてから眠りにつくまでの1日の流れがアルバムの中で表現されているらしい。早速聞いてみる。2(太陽)なんて朝の目覚めから「今日も1日やってやりますか~っていう」そういったパワーが出る曲だ。お祭りのような囃子を取り入れていて、感じるのは夏のあの外に出るだけで新しい発見があるというか、外に出ないとやっていけない、外に出ようぜ!!っていう気持ちを味わえる。ほかにも夜への入り方が素敵だ。夏だ。夏の夕日ってなんであんなに美しくて、悲しくて、でも夜への期待感があんなにもあるのだろう。これから好きな子と飲みに行くのかもしれないし、最近好きな子と分かれて、新しい出会いを探しに行こうとしているのかもしれない。人それぞれの「夜」への入り方がある。それを想わせてくれる。不思議な力があるバンドだ。。

 

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新アルバム

 

ここまで惹きつけられるバンドを見つけたのは久しぶりだ。素直に嬉しい。自分は他にも好きなバンドがあるが、それらに劣らない、ず~と好きでいられるバンドにランクインできるか、見ものだ。

 

今日はここまで

 

                                初夏の色と海風を感じるベランダから